シッケンズ セトールTGLのご紹介です。
特長
柔軟性、通気性に優れる厚めの塗膜を形成します。無色透明な塗膜は木材本来の色調を生かし、ツヤのある高級な仕上がり感を演出します。光沢はプラス(高光沢)とサティン(中間光沢)の2種類があります。セトールHLSeで着色した部分の上塗りに使用することも可能です。
- 中程度の浸透性
- 厚めの塗膜を形成
- 光沢保持力に優れる
- 2種類の光沢(高光沢/中間光沢)
デッキ床面などの耐摩耗性が必要な個所には使用しないでください。
直射日光にさらされる箇所には、セトールHLSe(着色)、セトールFilter7プラス、
セトールノバテックを使用してください。
用途
屋外木部:軒天、梁、垂木、ドア、窓枠、ポーチ柱、玄関回りなど
塗装用具
刷毛
用具の洗浄
塗料用シンナー
乾燥時間(塗装間隔)
16時間以上
比重
0.92
塗装回数
2〜3回
標準塗布面積
約12平方m/L/1回塗り
色数
1色(クリアー)
荷姿
4L
注意事項
- 色調や仕上がり感は樹種、塗装回数などにより異なります。
- 顔料を含まないので、直射日光にさらされる箇所には使用しないでください。
セトールTGLのFAQ
Q1:どういった部分に使用可能な製品なの?
A1:セトールTGLは顔料を含まないため、着色タイプに比べて耐候性が劣ります。紫外線の影響が少ない軒下木部を中心にご使用をお薦めします。塗膜が軟らかく摩耗性は弱いのでデッキ面など摩耗面には不向きです。
Q2:乾燥時間を経過しても表面に粘性があるが?
A2:セトールTGLはウレタン系の塗料と異なり塗膜が柔らかい製品です。表面が乾燥した後も塗膜が落ち着くまで暫く粘性を感じる場合があります。その他木材中に含まれる樹脂やアク、また気温、湿度、含水率の影響によっても乾燥が著しく遅くなる場合があります。
Q3:セトールTGLのメンテナンスはどうすればいい?
A3:下塗りで着色した場合も含め、定期的にセトールTGLを塗って頂くことをお薦めします。着色タイプを上塗りする場合はサンディングにより表面のクリアー塗 膜を除去してから着色タイプを塗装するようにしてください。クリアー塗膜が残っていると付着性も悪く、着色も薄くなります。
ポイント
● 刷毛・塗装方法
塗料をよく攪拌し、刷毛で木目に沿って薄く伸ばすように塗装してください。原則は無希釈ですが、やむを得ず希釈する場合は塗料用シンナーまたはペイント薄め液(5%以内)で希釈してください。粘度が高いので腰の強い刷毛をお薦めします。
●着色+クリアー仕上げ
セトールHLSeで着色した上からセトールTGLを塗装してツヤを出すことができます。セトールHLSeを1〜2回塗りした上にセトールTGLを1〜2回 塗装してください。着色することでクリアー単独仕上げよりも多少耐候性は向上しますが、クリアー塗膜のメンテナンスは定期的に行うことをお薦めします。